働けど働けど収入がなく、絶望したときにはじめて自分の「幸せの景色(イメージ)」が見えました。
それを実現させるべく、また、自分が本当に目指したい道はなんなのかを見つけるためにミニマリズム生活を取り入れようと決意。
掃除下手な主婦がミニマリズム生活で本当に自分の方向性を見つけることが出来るか、挑戦ブログとして立ち上げました。
泣きながら仕事して見えた景色
私は主にコーディングの仕事をしています。
コーディングはデザイナーさんからお仕事をいただき、そのさきのクライアントさんがOKを出してくれないと収入になりません。
なので、その月の収入はいつも確定できず、どんなに期限内に徹夜して頑張ろうが、収入が入ってこないなんてことはザラです。
そんな案件をいっぺんに数件抱えてしまい、借金の返済の目処が立たなかったとき、私は涙が止まらず何もかも手放したくなりました。
そこで見えた景色が青空の下に大の字になって空を見上げている自分。
私は急いでメンターに連絡しました。
「私、やりたいことが間違ってました!」と。
メンターは
「辛い道、昭和の根性を発揮しないといけない道は間違った方向に進んでいる証拠ですよ。」って優しく教えてくれました。
自分の思い込みに囚われていた
そのとき気づいたんです。
私の目指す道は、webデザイナーじゃないのかも。
webデザイナーの勉強をしてきたから「これしかない」。
と勝手に自分で思い込んでいただけで
私の進むべき未来はこれじゃなかったのかもって。
だからと言って、webデザイナーの仕事が嫌いになって、もうやらない!ってわけではないです。
好きなことではあるけど、このやり方が私の求めている未来ではないってことにはじめて気づけたんです。
私のしたいことは、家族と好きな場所に好きなときに行けること
自分がどうしようもないほど、仕事で疲れ果て泣いたとき、
初めて自分の「幸せの景色」が見えました。
いらないもの全て手放して、家族と一緒に出かけている景色。
大雨の中、みんなで傘さしてキャーキャー言いながら江ノ島を登ったときのこととか、
箱根小涌園ユネッサンに行って、いろんな温泉やプールに入って「ここの匂いはお酒の匂いだから酔っちゃうね」とか話している様子だったり、
川遊びに行って岩場の道を頑張って歩いて滝を見に行ったこととか、
思い出すだけで「これが私にとっての幸せなんだ」とビックリするぐらい鮮明に思い出し、幸せ気分に浸れました。
私は起業してお金と自由の時間を手に入れて、家族と旅をしたかったはずで、
そのためにwebデザイナーの仕事を頑張ってきてきたけれど、
労働時間は増える一方、働けど働けどお金は増えず、家族との時間も減っていました。
起業の知識を入れる中で「未来を具体的にイメージしてみてください」と言われても私は自分の未来を想像することができませんでした。
でもイメージできなかった理由はこれか。とはじめて腑に落ちたのです。
私の進む道は間違っていた。
元々の自分の考えが間違ってたってこと。
メンターにずっと言われていた掃除やお金のこと
起業するときに、メンターに教わったことの中に
- 部屋をきれいにしてください
- お金に関しては1円から全て管理してください
こう言われていました。
私はすぐ、手のだせる掃除、そしてエクセルで家計簿を作りました。
でも完璧にしていなかったのです。
心の中で、「やらなくちゃ」「やりたいな」って気持ちはあったけれど、優先順位が低く、いつも後回し。
自分のPC作業が忙しくなると掃除した場所もすぐに散らかり、家計簿は振り返りをせず、レシートが机の上に貯まる一方。
お家のきれいをキープすることもできなかったし、お金の管理もどれくらいの金額が今の生活に必要なのかが見えていませんでした。
まずはモノを捨ててキレイにしよう
今までは「起業」のことばかり考えていたけれど、一度リセットしようと思いました。
要らないものを捨ててキレイにし、自分に本当に必要なものを把握しよう。
それができないのなら起業するなと、起業はそんなに甘いもんじゃない。
そう自分に言った気がします。
そんなとき、一冊の本当出会います。
「より少ない生き方」
ミニマリズム生活の本です。
この本を読んで、はじめてミニマリズムってモノを捨てることだけじゃないんだと知りました。